今後のキャリコン勉強について考える
今日はキャリアコンサルティングの勉強会の日でした。
約2ヶ月ぶりの勉強会です。
久しぶりだったので、がっつり勉強というわけではなく、キャリコンK先輩の準備してくれたロープレのDVDをみんなで見ることになりました。内容はキャリアコンサルタントに対するキャリアコンサルティングのロープレです。
つまり技能士1級のロープレ!!
初めて見ました。
国家資格キャリアコンサルタントや技能士2級のロープレとは展開も全然違くて驚きでした。当たり前ですが、指導者レベルですから、キャリアの理論や様々なカウンセリング技法を用いて、気づきや成長を促すような面談を、すでに専門職であるキャリアコンサルタントに行うのです。
カウンセラーというよりも先生といった感じですね。スーパーバイズです。
私はまだ2級技能士も取得できていないので、1級なんて考える余裕もないのですが、今日の1級ロープレのDVDを見たことで、私自身の今後の試験対策をどうしていったらいいのか、少しヒントをもらえたような気がしました。
ひとつ上の段から見た視点で、これからの勉強法を考えてみるのも面白いかも!と、今日の勉強会の収穫です。
このロープレDVDを見て
- 「その行動には、どんな意味があったのか」考える
- キャリアカウンセリングの理論や技法をケースに当てはめて振り返り、考えさせることで相談者の気づきを促す。
この2つが印象に残りました。
これまでの自分のカウンセリングや試験はどうだったのか思い出しながら、相談者役のカウンセラーを自分に置き換えて、指導者の考える視点や助言、アドバイスなどを聞くと、自分の至らない部分を改めて実感しました。そして同時に、もう一度カウンセリングの基本やキャリアコンサルティングの理論の学びなおしをしたいなと思ったのです。
これまで技能士2級に挑戦してきましたが、私自身「上手くやりたい」「面談を展開させたい」という気持ちが先走って、カウンセリングを進めることに精いっぱいになっていたと思います。本番は特に緊張しますし。
出来そうで出来きないのが、カウンセリングを行っている自分を冷静に、そして客観的に見ている自分を作ることです。
自分の思ったような理想のカウンセリングをしたいという思いが強すぎて自分の事ばかりになってしまい、相談者の様子や状況など見ているようで見れていなかったと思います。出来ないのは私自身が余裕がないからなのですが、理論や技法を使って指導やアドバイスをしている過程を見て、私は理論や技法を頭では知っている、分かっているになっているだけで、実際には習得できていないんじゃないか・・・と胸の奥がズンとしました。
「わかっている、知っている」と「できる」は違うのです。当たり前ですが。
全ての理論や技法を理解して出来る必要はありませんが、技能士2級でのカウンセリングの基本であるシステマチックアプローチやマイクロカウンセリングなど、実際のカウンセリングや、ロープレ練習の時にきちんと使えているのかフィードバックをしながら何度も繰り返して練習していくことから取り組みたいと思います。
そして、自分の好きな理論や技法を確認しなおし、自分の得意なものに変えていくこと。その勉強の積み重ねが、カウンセラーの余裕にも繋がっていくかなと思います。
まだ次回の受検申込は始まっていませんが、時間のある今のうちから取り組みたいと思います。(時間があると思っていても、あっという間に時間は過ぎていってしまいますよね。)
試験に受かりたいという気持ちもありますが、試験のためだけの学びではなく、実際のカウンセリングにも活かせる学びになるように、コツコツ取り組んできたいと思います。
そんなことを思った、勉強会でした。