改めて試験結果から考えたこと
昨日、家に帰ったらキャリコン技能士2級の結果が郵送で届いていました。
結果はすでに知っていても、改めて点数を見るのって嫌だなと思いながら見ました。
学科はすでに合格しているので、今回は実技試験のみの受験でした。
実技試験は論述試験と面接試験(ロールプレイ)の二つで構成されていています。
論述は合格ですが、面接試験が合格点未達。そういうわけで、不合格です。
同じ実技試験でも論述は“合格”ということは、理論上の考え方や押さえておくポイントは間違っていないはずだと、自分に言い聞かせつつも、面接試験で不合格になると『自分にはカウンセラーとしての資質がないんじゃないか』『人としてダメなんじゃないか』そんな風に自分の人間性まで否定されたような気持ちになってしまいます。
試験ごときでと思うかもしれませんが、それぐらい思い悩んでしまったり…
(今回は気持ち的には大丈夫ですが、前回はすごく落ち込みました。)
これまで、面接試験のために勉強会をしたり、ロープレ練習に付き合ってもらったり、勉強のために帰りが遅いこともあって、家族含めて色々な人に応援してもらいました。この試験は合格率も低いし、簡単に合格できるなんて思っていません。だけど、時間も労力もかけて勉強してきたのに、こんなにも結果が出ないというのは、苦しいです。
でも、合格点に至らなかったのにはちゃんと理由があって、自分には努力するべきポイントがまだまだあるということです。
たけど勉強すればするほど、何が良くて悪いのか分からなくなってきているのも事実。
どう勉強していったらいいの分からなくなってしまっているので、一度冷静に自分のカウンセリングについて振り返るところから始めたいと思います。あまり、自分の欠点ばかり探す振り返りにするのではなく、良いところも併せて見直しながら勉強方法も再検討です。
あとは、カウンセリングの勉強という視点と試験対策という視点を分けて考える必要があるかなと思っています。実際のところ、実務でやっているカウンセリングと試験でのカウンセリングはクライエントの様子がちょっと違うなと感じるからです。
実際のカウンセリングでは、クライエントは話を聞いてほしくて、自発的にいろいろ話をしてくれるので(緘黙のある方や、他人から相談に行けと言われて来所される方は例外ですが)それなりに話が展開していくのですが、試験でのクライエントは、あまり話をしてくれないという印象があります。
でもそれは、試験でキャリアコンサルタントの質問力や場づくり、ラポール形成の仕方など、決められた時間の中でどのようにカウンセリングを進めるのか、キャリアコンサルタントの技量を見定めるためだからだと、想像ですがそう考えています。
この試験はそうゆうものだと思って、そのように練習してきているのですが、実際の試験ではうまくカウンセリングが展開できなくて落ち込みます。
試験当日の緊張感とか。なんだか、そうゆうものも大きく影響していると思います。
逆に実務経験が長い人の方が自己流になりやすく、試験に合格しづらいのかもしれません。だから、ある意味、試験対策のために勉強するということはカウンセリングの基礎に立ち戻るいいきっかけになると思っています。
今日はいろいろ思ったことを書いてしまいましたが、今週はすこし落ち着いて、今後の試験対策をどうしていこうか、考えようと思います。