勉強仲間の存在ってありがたい。
昨日はキャリコン(キャリアコンサルティング)勉強会の日でした。
定期的に、仕事終わりに有志で集まって、勉強会をしています。
普段の勉強会は、1人では勉強しづらいカウンセリングのロールプレイをメインにしているのですが、試験対策や、普段の実務で感じる疑問や悩みなど情報交換したり、その都度メンバーのやりたいことを織り交ぜながら、みんなで勉強しています。
勉強会ではありますが、交流の場となっています。
勉強って、結局やるのは自分1人だから孤独なものなんですけど、それでも仲間がいるってすごく励みになるなって、心底思います。
歳を重ねていくと、何か新しいことに取り組むとか勉強するとか、そういう機会が減ってきたり、新しく友達や仲間を作るって難しいので、一緒に同じような目標だったり方向性を持って頑張れる人との出会いは本当に貴重です。
昨日の勉強会では、国キャリ(国家資格キャリアコンサルタント)と技能士2級(2級キャリアコンサルタント技能士)の試験傾向について、少し話題が出たのですが、今の国キャリの学科試験の難易度には驚かされました。
年々、難しくなっていますね。私の時とは違って出題範囲も拡大され、理論もデータの数字も細かいところまで知って覚えておかないと答えられないものが多いようです。
今の受検生のご苦労を感じます。
そして、技能士2級は、昔から実技(面接)が難関と言われていましたが、最近は学科も難しくなっているとか…。
取る試験から、落とす試験に変わってきているのでしょうか…。
どんどん取得の難しい資格になっていくのかな、と感じました。
(この資格にご興味のある方は、挑戦するなら早い方がいいかもしれません。)
でも、キャリアコンサルタントだけでなく臨床心理士もそうですが、この資格は一度取ったら終わりではありません。そこがちょっと大変なところです。
更新制度があるので、この資格を保持するためには常に勉強し続けなければいけません。それだけ質を落としてはいけないということでしょうし、キャリアの分野は特に働き方、社会の変化に対応してしていかなければいけないので、常にアンテナをはって時代についていきなさいよ、ということなんだと思います。
学びからは逃れられません。
私にとって、この勉強会は学びの場でもあると同時に、刺激を沢山頂く場にもなっています。みんなステップアップ目指して試験にチャレンジしていく人達なので、本当に励みになります。
私の再チャレンジも、背中を押してくれています。
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私はブログで自分のことを「歳が・・・」などど表現することがありますが、この勉強会メンバーは、皆さん私より年上なんです。
なので、年齢を言い訳にすることはできませんね。
今より若いときはない
そう思うと、「今」が取り組み時。
これからの勉強をどうしていったらいいのか、そういったことも相談に乗ってもらえたり、アドバイスもいただけて、昨日はいつも以上に、仲間のありがたさを感じた日になりました。
心地の良い場所
私の趣味の一つは読書なので、地元の図書館はなくてはならない存在です。
以前は、読みたい本は買っていたのですが、一度大量の本を断捨離してから、どうしても手元に置いておきたい本以外は購入しないようにして、なるべく図書館を利用することにしています。
地元の図書館は、(田舎なのに)本のジャンルも豊富で蔵書数も充実しているので、だいたい読みたい本が見つかります。
(市内に大学や専門学校があるわけでもないのに)洋書の蔵書数が県内1位なんですよ!ちょっとびっくりです。
建物自体も明るくて、すごく綺麗で、心地よい空間なので、ずっといても飽きません。なにより1階には素敵なカフェが入っていて、図書館のエントランスをくぐると、コーヒーとシナモンロールの香りが広がっていて、その香りにも癒されます。
地元には大型書店がないので、普段は図書館ばかり利用していますが、本当は本屋さんに行くのもすごく好きで、仙台に遊びに行く時は必ずお気に入りの本屋さんに立ち寄って、気がついたら3時間とか平気で過ごしていました。
今の時代、ネットで本も買えるし、場所を取らない電子書籍という便利なものもあるのに、私は今だに紙の本が好きだし、図書館や本屋さんに行くのがワクワク楽しいものになっています。なんだか、本を選ぶという楽しみだけではなくて、その空間や時間がとても心地良いんですよね。
本が好き、図書館や本屋さんが好きな人って、私だけではないはず。
みなさんはいかがですか?
お気に入りの本屋さんや図書館はありますか??
きっと私の街の図書館のように、素敵な図書館や本屋さんが沢山あるんだろうなと思います。
ちょっと、こんな本を読んでみたりして・・・
とっても個性的で、魅力的なところばかりです!
ヨーロッパや南米では修道院や劇場の建築をそのまま生かしているところもあって、とてもユニークですし、歴史を感じる建物、現代的なモダンな建物、一度は実物を見てみたい、行ってみたいなと好奇心が掻き立てられます。
緊急事態宣言も解除になって、県をまたぐ移動もしやすくなりました。
友達の住んでいる街の図書館もすごく雰囲気が良いそうなので、今度遊びに行ってみようかなと計画しています。
素敵な書店や図書館を巡る旅行も楽しそうです。
コロナになってから大好きな旅行も自粛しているので、早く海外旅行も自由にできる日が来るといいなと思います。
再チャレンジ
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次こそは合格したい。
もうこの試験を受検するのは、最後にしたい思いです。
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これまで何度か不合格を経験し、若い時と違って勉強もしんどさを感じます。何より、私自身の人間性を否定されたような気がして、とても落ち込んだこともあります。
「受検なんてもうしたくない!」と諦めたくなる気持ちにも何度か襲われましたが、有難いことに応援してくれる人が沢山いますし、私自身もっとカウンセリングのスキルを上げたいという思いがあります。
この仕事は人の人生に関わるので、少しでも相談者の方が前向きにこれからのことを考え、笑顔で一歩踏み出せるようなカウンセリングがしたいと思っています。
そして、キャリアコンサルタントとしてもステップアップしていきたいと思っています。
専門職として常に向上心を持って学び続ける人でありたいと考えているので、この資格にかかわらず、勉強はずーっと続けていきたいと思っているのですが、でもそれって、どんな仕事でも同じですね。仕事に限らず、なんでもそうです。
本当はさらっと試験に合格できたらかっこいいですし、その成功体験をブログに書けたら最高なんですが…これが私です。格好つけてもしょうがない。
資格試験について書くブログは、奮闘記になりそうです。
辛い、苦しいと思うと続かないので、どう楽しく勉強できるか工夫しながら、気持ちを新たにまた1からチャレンジしていきます。
そういえば、私のブログのニックネームはだるまです。
何回転んでも何度も起き上がる、そんな自分でありたいと思ってつけた名前でした。
こじじゅらりで、とにかくやってみますね。
だるまの再チャレンジ、あたたかく見守っていただけると幸いです。
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お礼 & 「こじじゅらり」の話
今日から10月です。
9月はあっという間の1ヶ月でした。時間の流れの早さを感じています。
そして、ブログを始めて丸1ヶ月になりました。
ひっそりと始めたブログですが、この1ヶ月で36名の方に読者登録していただきました。
まさかこんなブログを読んでくださって、スターを付けてくださったり、読者登録していただけるなんて夢にも思っていませんでした。
とても驚いたのと同時に、嬉しい気持ちになりました。
本当にありがとうございます。
(まだプログ機能を使いこなせていなくて、この場でお礼を言わせてください!)
このブログを始める時「とにかくやってみよう!」と自分自身に声掛けして、スタートしました。
よく考えると、この「とにかくやってみよう!」という言葉は私のモットーのようになっています。本当にいろんな場面で使っているなと思います。
先日書いたブログ『いけばなは決断の連続だ』をお読みになった方は、なんとなくおわかりかと思いますが、私は好奇心が強いのにも関わらず、頭の中で色々心配や不安なことを考えてしまって、行動を起こすのに時間がかかるタイプです。
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少しずつですが「とにかくやってみよう」精神で行動するようになったのは、あるキャリアカウンセリング理論を学んだことがきっかけなのですが、おかげで自分自身の意識もだいぶ変わったなと思います。
その理論は、キャリアカウンセリング理論の先駆者であるジョン・D・クランボルツ教授の提唱した『計画された偶発性理論(ハップンスタンス・ラーニング・セオリー)』です。
簡単に説明すると、
人生には予期しない出来事が起こってしまう。だから、不確実な遠い未来のことばかりを計画して、それに気を取られるのではなく、今、目の前に起きた想定外の偶然の出来事からチャンスを掴み、自らのキャリア(人生)に生かしてしていこう。
という考え方です。
キャリア心理学の中でも、結構人気のあるキャリア理論です。未来が不透明で予測不能な時代だからこそ、こういった考えが受け入れられやすいのかなとも思います。
そして、クランボルツ教授は「偶然の出来事」をチャンスや好機に変えるためには、ただ偶然を待っているのではなく、自ら積極的に行動することが大切だと説いていて、5つのスキルを提唱しています。
それが、私のモットー「とにかくやってみよう!」のベースになっている考え方です。
- 好奇心 ・・・たえず新しい学習の機会を模索し続けること
- 持続性 ・・・失敗に屈せず、努力し続けること
- 楽観性 ・・・新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
- 柔軟性・・・ こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
- 冒険心(リスクテーキング)・・・結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと
このように5つのスキルを書き出してみると、なんだか難いイメージになりますが、新しいことを怖がらないで、失敗してもめげずに、直ぐに行動する習慣を持っていることが大切だよということです。
新しい出来事や成功体験ばかりではなく、失敗体験にもいえることですが、出来事を前向きに捉えることが今後のチャンスへと繋がっていきます。
人との出会いに関しても同じことがいえて、たまたま連絡した友人、知り合った人などから、誰から良い情報や機会がもたらされるかはわかりません。
(※余談ですが、昔キャリアコンサルタント資格試験勉強中、この5つのスキルを好・持・柔・楽・リ(こじじゅらり)と唱えながら覚えました。)
私の人生を振り返ってみても、予期せぬ出来事だらけです。
みなさんはどうですか?
私が子供の頃や学生の頃に想像していた人生とは、今は全く違う人生を送っています。まさか、カウンセラーを職業とするなんて夢にも思っていませんでした。でも、これまで色々な出来事やたくさんの人との出会いがあって、今こうしていられることを嬉しく思います。
私はこの理論を学んだ時に、偶然の出会いや出来事は、起きた時点ではどんな結果をもたらすのかはわからないけれど、人生何が起こるかわからないからこそ、用心しすぎるよりも、挑戦してみることが大切なんだよと背中を押してもらったような気がしました。
これまでキャリア心理学だけではなく、心理学全般学んできましたが、数ある心理学の理論の中でも、とても好きな考え方です。
キャリア理論は仕事に限らず、生き方のヒントになるものがたくさんあります。
(※キャリアと聞くと就職、転職、出世などの仕事に関することをイメージしがちですが、キャリアは人生と深く関わる「人の生き方そのもの」という考え方がされています。なので、ボランティアワーク、家庭内での仕事、地域活動、趣味活動など、広い範囲で含まれます。)
今日ご紹介したクランボルツ教授の『計画された偶発性理論(ハップンスタンス・ラーニング・セオリー)」の考え方は、私のようにちょっとの勇気が欲しい人だけではなく、これからどうしていったらいいのかと不安で悩まれている人にもお勧めです。
↓こちらは、クランボルツ教授とレヴィン教授共著の本です。
日本語訳が出ています。
自分の将来、キャリアや人生の選択に悩みながら道を切り開いていったごく普通の人たちの事例(45人)をとおして、この理論の考え方を紹介しています。
学術書よりは非常に読みやすくなっています。ワークも入っているので自分の考えを整理してみるのも面白いと思います。
知識を得るだけではなく、日常の中で実践し、よりよい生き方に少しでも近づけていきたいですね。
私も実践中です。
合言葉は「こじじゅらり」
常に学び、挑戦し、好奇心を持ち続けましょう。